「鉄道模型コンテスト2016」庵野秀明・山下いくとトークショー開催 『シン・ゴジラ』の鉄道エピソードも披露

前回の記事:8月6日「鉄道模型コンテスト2016」ステージイベントで庵野秀明監督、山下いくとさんのトークショー開催
東京ビッグサイトで行われた「鉄道模型コンテスト2016」のステージイベントに、庵野秀明監督、山下いくとさんが登壇。エヴァ新幹線や、庵野総監督の最新作『シン・ゴジラ』についての話も語られました。
KATOのNゲージ「500 TYPE EVA」発売記念で行われたトークイベントに、庵野秀明監督・山下いくとさんが登場。
エヴァ新幹線「500 TYPE EVA」のデザインを担当した山下いくとさんは、条例などの関係でキャラクターやエヴァンゲリオンが使えなかったとデザイン時の苦労を語られました。
500系新幹線については「僕が塗り替えるまでもなくカッコいい」「500系は夢を運べる」と評価。
実際にエヴァ新幹線に乗車した庵野監督は「あれがホームに入ってくる姿は凄い」「鉄道に興味のない嫁(安野モヨコ)さんが、あれが来た時だけはスマホで撮影していた」と当時の様子を振り返っていました。ただ、安野モヨコさんはスマホを縦向きで撮影されたそうで、あれは横で撮るべきだ、とダメ出しされていました。
その他、庵野監督のお話まとめ。
・500系の魅力は形
・宇宙の中を走るような、昔に思い描いていた未来のSFがそのまま形になった
・子供の頃から鉄道が好きだった
・毎回引っ越す先が線路の側で、必ず電車があった
・電車も好きだが、どちらかと言うと線路が好き
・線路は電柱と同じで必要な物しかない、機能美が好き
・交差するポイントが機能的で好き
・2本ないと完成しない、この2つは絶対に交わらない所が哲学的には好き
・レイアウトは老後の楽しみ
・家に猫がいるから走ってるとパシッっとやられる
・江ノ電が好き、昔のほうが好き
【シン・ゴジラの鉄道について】
・鉄道シーンは物凄く沢山撮った、鉄道ばかりになるので編集で切った
・江ノ電300形はわざわざ合成で出して物凄くお金がかかった
映画『シン・ゴジラ』でも江ノ電にはこだわりがあったそうですが、納得のいく出来に仕上がったようです。
エヴァ関連の新商品発売イベントに庵野監督が出るのはかなり珍しいですが、今回は鉄道系イベントという事もあり出席されたのでしょうか。
KATO 500系新幹線「500 TYPE EVA」タイプ 特設サイト
http://katomodels.wix.com/500eva
[エヴァストア本店][![]() |
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