【鎌倉ぼんぼり祭り】「報恩謝徳」庵野秀明監督直筆のぼんぼりが掲示される

2016年8月。
今年も鎌倉 鶴岡八幡宮で行われるぼんぼり祭りに、庵野秀明監督の直筆ぼんぼりが掲示されました。
報恩謝徳
[HOU ON SHA TOKU]
(庵野秀明)
鎌倉ぼんぼり祭り2016より、庵野秀明監督直筆ぼんぼり。
庵野監督のぼんぼりは毎年恒例になっていて、2015年には映画『シン・ゴジラ』の内容を予告する「ゴジラ・再上陸」ぼんぼりが鎌倉の地に掲示されていました。
今年のぼんぼりに書かれた「報恩謝徳」には“受けた恩に対して報いようと、感謝の気持ちを持つ事”“受けた恩に対して、自分の出来る限りのことをしようという気持ち ” といった意味があるそうです。
隣には、こちらも毎年恒例になっている安野モヨコさんのぼんぼり。
鶴岡八幡宮のぼんぼり祭りは、8月6日から9日まで開催予定。
夜になるとぼんぼりに明かりが灯されます。
過去の記事
【2015年】
・「ゴジラ・再上陸」庵野秀明監督直筆のぼんぼりが掲示される【鎌倉ぼんぼり祭り】
【2014年】
・エヴァ謎のタイトル『EVANGELION:3.0+1.0 etc.』 が公開される!【鎌倉ぼんぼり祭】
【2013年】
・鎌倉ぼんぼり祭り2013 庵野監督直筆ぼんぼりが飾られる
【2012年】
・エヴァンゲリオン8号機!? 鎌倉 「ぼんぼり祭り」に謎のエヴァイラストが出現!
【2011年】
・EVANGELION:3.0ロゴ!ぼんぼり祭り2011に行ってきました
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この記事へのコメント
シンゴジラのヒットで充実してそうですし次のエヴァどうなりますかね
キングのイラストが意味するものは?ナディア関連なんか動きあったっけ?
キングはよく描くけど・・
シン・ゴジラを観て、改めて3.11で変わってしまった日常と日本人の未来への庵野監督の想いの大きさが分かった気がします。
出資者からエンタメ要素を盛り込めと言われて苦労した庵野脚本から、あえてドラマを削ぎ落とした樋口監督の判断も3.11を経験した日本人は理解できると思います。
背景に横たわる未曽有の災厄の情報量が圧倒的すぎて中途半端な人情ドラマでは力不足でエモーショナルな画面を作れないから、(重厚なドラマを描写する尺は無いので)両立しないなら選択と集中で出来事の描写を完遂するという判断だろうと。
今ならエヴァQをもう少し理解して、生き残りの戦いを続けるミサトたちと変わってしまった世界に戸惑うシンジの断絶は、3.11後の当事者と傍観者のすれ違いが反映されている気がします。
人は神になど成れないし、神獣を操ることすら不可能で、ただ最悪の結果を回避するために出来る限り努力し、現実をあるがまま受け入れ超自然の存在と共存して強く生きてゆく、という物語が新たな福音という意味のシン・エヴァンゲリオンなのだろうと感じています。
そう考えると、貞本版エヴァのラストも希望を描いた未来なのだと理解できました。
出資者からエンタメ要素を盛り込めと言われて苦労した庵野脚本から、あえてドラマを削ぎ落とした樋口監督の判断も3.11を経験した日本人は理解できると思います。
背景に横たわる未曽有の災厄の情報量が圧倒的すぎて中途半端な人情ドラマでは力不足でエモーショナルな画面を作れないから、(重厚なドラマを描写する尺は無いので)両立しないなら選択と集中で出来事の描写を完遂するという判断だろうと。
今ならエヴァQをもう少し理解して、生き残りの戦いを続けるミサトたちと変わってしまった世界に戸惑うシンジの断絶は、3.11後の当事者と傍観者のすれ違いが反映されている気がします。
人は神になど成れないし、神獣を操ることすら不可能で、ただ最悪の結果を回避するために出来る限り努力し、現実をあるがまま受け入れ超自然の存在と共存して強く生きてゆく、という物語が新たな福音という意味のシン・エヴァンゲリオンなのだろうと感じています。
そう考えると、貞本版エヴァのラストも希望を描いた未来なのだと理解できました。
今見ると2013年のぼんぼりはなかなか意味深だなあ。
もしかして声優やらされたのもいい方向に働いたのかもね。
もしかして声優やらされたのもいい方向に働いたのかもね。
名前: ネメシス=ラ=アルゴール冬月 2016年08月07日 19:57:52
報恩謝徳。
今作と、シン・エヴァ双方に対する総監督の思いと受け止めました。
シン・ゴジラから、新たなゴジラが生まれる可能性(=庵野ゴジラを観た新たな世代が、次のゴジラを創る)。
あのシーンには、そんな希望も重なって見えました。