『巨神兵東京に現わる 劇場版』はCGを使いまくっていた

CGWORLD.jpの連載に樋口真嗣監督が登場。
『ヱヴァ:Q』や、同時上映『巨神兵東京に現る』などの制作秘話を語られています。
『巨神兵東京に現わる 劇場版』について
樋口:「特撮博物館」での上映じゃないので、禁止していた 3DCG を使いまくっています(笑)。巨神兵の羽は全て CG です。ほかにも 庵野秀明 さんが色々なリクエストをされましてね、一番強烈なのが爆発によって建物が崩れるカットで、建物の手前が殺風景だったので CG の電柱を追加しました。
『巨神兵東京に現わる』は、もともと東京都現代美術館「館長 庵野秀明 特撮博物館」用の展示映像として制作された短編特撮映画。博物館で観た時は「CGに見える映像も全て特撮」という驚きが有りましたが、『ヱヴァ:Q』と同時上映された『巨神兵東京に現わる 劇場版』では3DCGが使用されており「ミニチュア電柱が実はCG」という逆の要素が入っていたようです。
樋口:『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズの場合は、3DCG のアニメーターにお願いすることが多いですね。紙にレイアウトを描く作画のアニメーターだと、ああいった立体的に動くカメラワークは難しいのですよ。ただ、『ヱヴァQ』では ヴァーチャルカメラ(※4) を使って監督が撮影する場合もありましたよ。
後半には『ヱヴァ:Q』制作裏話も。
CGWORLD.jp 連載記事:日本にフルCGアニメは根付くのか?
第11回:樋口真嗣(映画監督・特技監督) | REGULAR | CGWORLD.jp
◆http://cgworld.jp/regular/jcg/011-higuchi.html


CGWORLDといえば、『ヱヴァ:破2.22』Blu-ray&DVD発売時には月刊誌の方で制作の全貌を公開する記念特集が組まれていました。
こういった特集は『Q』でも是非見てみたいです。

「特撮博物館」は2013年4月3日より松山展の開催が決定しています。
館長庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技
◆http://www.ntv.co.jp/tokusatsu/
関連情報
◆樋口真嗣さんの『ヱヴァ:Q』エピソード掲載 週刊アスキー

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この記事へのコメント
知ってた
と言うことは「特撮博物館」用と「劇場版」ではまた印象が違うということなのかな?
今度地元で「特撮博物館」あるから一度見てみたい。
今度地元で「特撮博物館」あるから一度見てみたい。
博物館観に行ってないから騙されてた
展示で見た時は「ちょっとこれCG使いまくりじゃねえの・・・」と思ってた
劇場で見た時は「ああアナログでやってんだろ知ってるわー」と思ってた
おれ節穴すぎるわ・・・
劇場で見た時は「ああアナログでやってんだろ知ってるわー」と思ってた
おれ節穴すぎるわ・・・
全部アナログだと思ってたんたけどなぁ……関心して損しちゃった(ナディア風)
この記事の書き方勘違いする人でるだろ
破壊演出には一切CGつかってないぞ
破壊演出には一切CGつかってないぞ
博物館版みてええええええええええええええええええええええ
名前: ななしさん 2013年03月13日 23:32:32
特撮のみの映像もBDに収録して欲しかったな〜